原稿買取サービスとは

 

ミクパブがおこなっているサービスの中で、おそらく最もめずらしいのが原稿買取ではないかと思います。

このサービスは、その名の通り、作家の原稿を直接買い取るサービスです。ここでいう原稿とは、小説からエッセイ、漫画など多岐にわたります。日本語だけでなく、英語と韓国語の作品も受け付けています。

普通はこういったサービスは大手の出版社などがおこなっています。どういうことかといいますと、通常作家が収入を手に入れる方法は二つあって、一つが印税、もう一つが原稿料なのです。

印税とはご存知の通り、本を出版したその売り上げに応じて一定の割合で手に入る収入です。

原稿料とは、その本の著作権を出版社側が買い取り、その際に出版社から作家に支払われる料金です。原稿の買い切りともいわれます。

印税が継続収入であるのに対し、原稿料は一回単発の収入という違いがあります。

ここで問題となってくるのが著作権です。皆さん著作権て具体的に何を指すか知っていますでしょうか?おそらくたいていの方は、本を書いたり絵を描いたら、その本人に許可なく勝手に使っちゃいけない権利といった認識ではないでしょうか。

間違ってはいないのですが、著作権にはもっと複雑な細かいルールがあるのです。

 

著作権とは

 

まずは下記の図をご覧ください。

引用元:http://www.tokkyo.ne.jp/cop.html

 

ご覧いただいたら分かるかと思いますが、著作権と一言で言っても多種多様な権利が存在します。その中で基本的な概念として押さえておかなくてはいけないのが、「著作者人格権」と「著作者財産権」です。

「著作者人格権」はその著作の名誉、アイデンティティにかかわる部分で、基本的には譲渡することができません。そして、この部分に関しては、何年たっても著作権切れしません。とても厳しく守られているのが著作者人格権だと言えます。

「著作者財産権」は、いわゆる一般で言うところの著作権に該当し、譲渡することも、原稿料と引き換えに販売することも、それらを期間限定で、または誰かに独占的におこなうこともできます。これは、その著作をどのように使うかといった部分の権利なので、ビジネスベースに考えられるわけです。

ちなみに日本では、小説などであれば通常、作家の死後50年経つと著作権が切れてパブリックドメインになります。青空文庫などで公開されている作品は、そういったパブリックドメインのものです。

 

著作権譲渡の際の注意点

 

例えば、「著作権を全部あげます!」と言った際に、上記の図に照らし合わせて考えると、どの範囲の権利を譲渡することになるのか分かりますでしょうか?

もちろんほとんどの権利が譲渡されるわけですが、必ずしも全部ではないという点で注意が必要です。

まず、「あげます!」と言っても譲渡できないのが先ほどの「著作者人格権」です。これは出版社が著作権を買い取ったといっても、作家本人に帰属し続けます。

ただし、著作権譲渡の際に「著作者人格権を行使しない」という規定を設けることで、基本的には買い取った側が著作のタイトルの変更などを含めた改編までおこなうことができるとされています。

その他にもう2つ、「あげます!」だけでは譲渡されない権利があります。それは「翻案権・翻訳権(著作権法第27条)」と「二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(同28条)」です。なぜなら、著作権譲渡の際にこの二つの権利も譲渡されることを名指しで明示しない限り、この二つの権利は譲渡されないという規定があるからです(同61条)。

まったくもって不思議ではありますが、そういうルールになっているので仕方ありません。ですから通常は契約する際に「全ての著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)を譲渡する」としなければいけないことになっています。

 

ミクパブの原稿買取サービス

 

さて、原稿買取と著作権について学んだところでミクパブの登場です。

改めて強調しますが、ミクパブの原稿買取サービスはとても珍しいサービスです。だれでも、手元に原稿になるものがあれば、即金で買い取ってもらえるというのは他にはありません。

出版社に持っていっても門前払いされるか、受け取った後数か月放置されるのが関の山でしょう。そこで没にされればあなたの原稿は日の目を見ることはありません。

もちろん、自力で、またはミクパブの出版代行サービスのようなシステムを利用して個人出版することも可能ですが、そういった売上管理などまでしたいと思わない方もたくさんいると思います。

なによりも、電子書籍を出版して実際に現金が手に入るのは早くて2カ月後ですから、すぐにお金が欲しいと思う方も多いのではないでしょうか?

ミクパブでは、日本語で4000文字以上から原稿の買取を受け付けています。買取を申請する方法はとても簡単で、原稿買取フォームから原稿ファイルを添付して必要事項を書いて申請するだけです。

最短でその日に、原稿料としての現金収入を手に入れられる可能性があります。

なお、ミクパブでの原稿買取は、「全ての著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)」を譲渡していただくことになり、「著作者人格権」も行使できなくなりますので、ご注意ください。

ミクパブは売っていただいた原稿を精査し、ミクパブの販路を使って販売する予定です。

ぜひ一度、ご検討くださいませ。